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富士フィルムの立体カメラに対応した
最新のStereoscopic Player

富士フィルムの立体カメラに対応した最新のStereoscopic Player

Stereoscopic Player Zalman Editionに、待望の新バージョンが登場した。新バージョンとなる1.5.2は、『FinePix REAL 3D W1』への 正式対応が大きな特徴で、これによってカメラ背面の液晶だけでなく、Zalmanの3Dモニタで立体コンテンツが視聴できる。
さっそくW1で撮影した画像や映像を使って、その使用感を検証してみた。

Stereoscopic Player Zalman Editionについて

新しくリリースされた『Stereoscopic Player Zalman Edition Version 1.5.2』(以下、Stereoscopic Player)。 もともとは、3D映像コンテンツを楽しむためにZalmanのモニタに同梱されていたアプリケーションだ。
同じCD-ROMに収録されていたサンプルの立体映像の、立体感あふれる文字通り吸い込まれそうな美しさには驚かされたものだが、 反面、提供された以外の映像コンテンツや静止画コンテンツは、インターネットでダウンロードできるものの、 その種類や数はどうしても限られるため、Zalmanのモニタを十分活用できているとは言えなかったのが実情だ。
しかし、その状況も今回のバージョンアップで大きく変わることは間違いない。今回リリースされたバージョン1.5.2は、 富士フィルムの3Dカメラ、「FinePix 3D W1」に正式対応したのだ。

今までにも、「ステレオフォトメーカー」や「ステレオムービープレイヤー」などの開発者でもあるむっちゃん氏のように、 一般ユーザーがフリーウェアを開発することでコンテンツを楽しむことはできていたのだが、今回のように専用ソフトが 正式に対応したことは、大いに歓迎したい。
Zalmanの3Dモニタをお持ちのユーザーなら、誰でもダウンロードすることができるので、いままでStereoscopic Playerを使ったことが ないというユーザーも、ぜひこの機会に、メーカーサイトからダウンロードして試してみてほしい。

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W1で撮影し、Stereoscopic Playerで再生したものをZM-M220Wで視聴する。 この一連のフローを個人レベルで手軽に実現できるようになったことの意味は大きい。

Stereoscopic Playerをインストールする

まずは、Zalmanのサイトにへアクセスしよう。トップページ右上の 「カスタマーサポート」の「ダウンロードセンター」をクリックし、 「製品ソフトウェアのダウンロード」をクリックする。「カテゴリーのプルダウンメニューから「3D Monitors」を選択すると、 3Dモニター関連のファイルが一覧表示されるので、その中から『Stereoscopic Player(Ver. 152)』をクリックして ダウンロードすればOKだ。

Zalmanサイト画像 ダウンロードページ
Zalmanのホームページ(左)にアクセスし、ダウンロードのページ(右)から検索しよう。
ホームページが外国語で表示された場合は、あわてず右上の「Select Language」から
「Japanese」を選択すれば問題ない。

ダウンロードしたファイルを解凍し、「StereoscopicPlayerZalmanEdition152_en.msi」をダブルクリックすると、 セットアップウィザードが起動するので[Next]ボタンをクリックする。以下、ウィザードの内容に沿って進めていけば、 特に迷うことはなくインストール作業は完了する。インストール作業が完了したら、[スタートメニュー]→[プログラム]→ [Stereoscopic Player Zalman Edition]→[Stereoscopic Player Zalman Edition]の順にクリックし、アプリケーションを起動しよう。

Stereoscopic Playerでムービーを再生

Stereoscopic Player Zalman Editon(以下Stereoscopic Player)が起動したら、W1で撮影したムービーを指定してみよう。 W1で撮影できるムービーサイズは、320×240ピクセルと640×480ピクセルの2サイズ。さすがに320×240ピクセルだとモニタ上で 見るには小さすぎるので、できるかぎり640×480ピクセルで撮影しておきたい。
ファイルを開くと自動的に再生が開始される。特に何も設定しなくても、立体視用のメガネをかけてさえいれば、 とりあえずは立体視ができた。このとき、スナップ的に撮影した映像と、実験的に撮影した映像を見くらべていて、 気づいた点があった。撮影した映像の中に、公園の植栽の上をカメラが移動していくものがあったのだが、そのときに、 映像のサイズが急に変わったのだ。厳密に言うとこれは映像のサイズが変わったとのではなく、一度調整した視差を ファイル単位で記憶していて、次回再生時に設定済みの視差情報を参照して再生しているのだ。いったん調整しておけば、 再生の度にいちいち調整しなくてもいいのは便利な機能だ。

標準状態の映像サイズ 視差調整後の映像 視差調整なしで、W640×H480ピクセルの映像サイズのムービー(左)と、視差調整を行って画像の重なりが大きくなったムービー(右)。 ファイルを閉じても次回再生時にはこの視差が保たれた状態で再生される。(クリックして拡大)

それでも視差の調整が必要な場合もある。その場合は、カーソルキー[←][→]を押すことで調整できる。ついつい押し過ぎて 調整具合がよく分からなくなってしまった場合は、[Ctrl]+[R]で視差をリセットできるのだが、このリセットは、再生画面サイズを 640×480ピクセルの状態にリセットするということで、視差をファイル読込時の状態に戻してくれるというわけではないようだ。

隠れた機能?Stereoscopic Playerで画像を立体視

Stereoscopic Playerはそのインターフェースから、ついついムービー専用のプレーヤーだと思ってしまうが、実は静止画像を スライドショーで閲覧することもできる。W1の標準のMPO形式はもちろんのこと、JPG形式の画像も開くことができる。 調べてみたところ、そのほか、GIF形式、PNG形式、BMP形式、TIF形式の画像を再生することができた。
画像を指定して開くと、たとえ普通の2D画像であってもステレオモードで開く。といってもMPOファイル以外では、1枚の画像で立体視できるわけではないので、 [表示]メニュー→[表示方法]→[片側映像]の順にクリックするか、キーボードの[F4」を押して2D表示に切り替える必要がある。

標準状態の映像サイズ W1標準のファイル形式、MPOファイルなら、そのまま立体表示になるので、[Alt]+[Enter]キーを押して全画面表示で楽しもう。 [Space]キーを押せば次の画像、[Backspace]キーで前の画像、[Ctrl]+[P]キーでスライドショーの開始となる。(クリックして拡大)

画像を一枚だけ指定した場合、その画像だけが表示されることになるが、[再生]ボタンをクリックすると、同一階層に含まれる 画像がスライドショーで次々と再生される。このとき、1枚あたりの画像の再生時間は4秒だった。どこかに再生時間を設定する項目が あるかと思い、いろいろ調べてみたが、どうやらこの再生時間は、変更できないようだ。
撮影した立体画像をじっくりゆっくり楽しみたい場合は、面倒だが[Ctrl]+[B]のショートカットキーで一時停止するしかない。(再生は[Ctrl]+[P])

まとめ

Stereoscopic Playerの使い勝手はおおむね良好だ。ムービーだけでなく、静止画のスライドショーが楽しめるというのはありがたい。 22インチの大画面での立体視は、やはり迫力があり、画面の隅々までじっくりと観察できる。
W1で撮影できるムービーの解像度は640×480ピクセルと、それほど大きくないので、今後、W1でHDサイズの立体ムービーが撮影できるようになれば、さらに楽しみが広がるだろう。

※本ページに記載している会社名および製品名は各メーカーの商標または登録商標です。

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