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REAL 3D W1の3DコンテンツをZM-M220Wで鑑賞

Zalman ZM-M220W

『FinePix REAL 3D W1』で撮影したコンテンツは、カメラ本体の液晶か、別売りの液晶フォトフレームでしか再生できない。 せっかく撮影した画像やムービーが、小さな液晶でしか楽しめないのはもったいない。
そこで今回は、W1で撮影した画像やムービーを、むっちゃん氏開発のフリーウェアを使って、 ZALMANの3Dモニタで鑑賞するための手順を検証してみた。

ZALMAN ZM-M220Wについて

今回使うのはZALMANの3Dモニタ、ZM-M220W。過去のレビューでZM-M190が使われていたが、基本的な性能は変わらない。 液晶サイズがワイドになり、画面を縦にフリップできるのが大きな特徴だ。

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ZALMANのZM-M220W。解像度は1680×1050ピクセル。表示領域が約1.3倍で、画面もワイドになり、その分、立体視したときの迫力も増している。

せっかく撮影したコンテンツを、カメラ本体の液晶(2.8インチ)や富士フィルムから発売されている立体視対応フォトフレーム『FinePix REAL 3D V1』 (8インチ)でしか楽しめないというのはちょっと寂しすぎる。さすがに裸眼立体視はできないものの、この22インチモニタを使って、『FinePix REAL 3D W1』 (以下W1)で撮影したコンテンツを楽しもう、というのが今回の企画だ。

フリーウェアを利用して画像を立体視

まずは、撮影した画像を立体視するための準備をしよう。用意するのは、むっちゃん氏が開発した『ステレオフォトメーカー』 (http://stereo.jpn.org/jpn/stphmkr/index.html)。
むっちゃん氏は、個人で様々なフリーウェアを開発されており、個人のホームページに立体視についてのコンテンツが多くある。 興味があれば、ぜひ見てみてほしい。

リンク先には2つのバージョンがダウンロードできるようになっているが、今回は、実行ファイルのみの『ステレオフォトメーカーVer4.13 (2009年11月26日現在)』をダウンロードしよう。
ステレオフォトメーカーをダウンロードしてZIPファイルを解凍すると、「stphmkr.exe」というファイルが現れる。 実行ファイルなので、そのままダブルクリックして起動する。

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継続して使用する場合は[ProgramFiles]フォルダに移動して、デスクトップにショートカットを作っておくといいだろう。

ステレオフォトメーカーが起動したら、[ファイル]メニュー→[ステレオ画像を開く]の順にクリックし、画像を読み込もう。
W1で撮影した画像のMPOファイルを指定し、[開く]ボタンをクリックすればOKだ。

ステレオ画像を開く(クリックして拡大) MPO形式のファイルを開く(クリックして拡大)
MPO形式の画像ファイルには、左右それぞれのレンズで撮影された画像が含まれている。(クリックして拡大)

ステレオ画像を開くと、左右の画像が横並びの状態で表示される。慣れた人ならそのままウィンドウの右下をドラッグして ウィンドウサイズを小さくすれば、交差法で立体視することができるだろう。
だが、このままでは立体モニタをつかう意味がないので、ツールバーから[インターレース]ボタンをクリックしよう。

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立体モニタを持っていない人は、横並び表示にして、交差法で立体視を楽しもう。 赤と青のセロハンが貼られたメガネを使うアナグリフで見ることも可能だ。

この状態でもZM-M220W付属のメガネをかければ立体視することができるが、せっかくなので、画面いっぱいに表示させたい。 ツールバーの[全画面表示]ボタンをクリックすると、画像がモニタ画面いっぱいに表示される。立体に見えづらい場合は左右の カーソルキーで視差を調整することができる。調整具合に迷ったら、キーボードの[Home]キーを押すことでリセットできる。 また、[Esc]キーを押すと、全画面モードから抜けることができる。

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W1を持っていなくても、今回使用したMPO形式の画像ファイルを、 こちらからダウンロードして、立体視してみよう。

また、全画面で立体視をしたまま次の画像に移動するには、[Space]キーを押して移動することができる。 あるいは、スライドショーにして音楽でも聞きながら鑑賞するのもいいかもしれない。スライドショーの切り替えタイミングは [編集]メニュー→[設定]のパネル内、「スライドショー間隔」で0.1秒単位で調整することができる。

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設定画面では、目的に応じて細かくセッティングすることが可能。詳しくは、ステレオフォトメーカーのページを確認しよう

ムービーだっておまかせ

むっちゃん氏のサイトでは、関連ソフトのひとつとして『ステレオムービープレーヤー』
http://stereo.jpn.org/jpn/stvply/index.html)が用意されている。もちろん、ZALMANの3Dモニタと組み合わせて利用することが可能だ。

リンク先のサイトでは、『ステレオムービープレーヤーVer0.31(2009年11月25日現在)』をダウンロードしよう。
ステレオムービープレーヤーをダウンロードしてZIPファイルを解凍すると、「stvply.exe」というファイルができるので、ダブルクリックして起動する。

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解凍すると愛嬌のあるアイコンが現れる。こちらも継続して使用する場合は[ProgramFiles]フォルダに移動して、ショートカットを作っておこう。

ステレオムービープレーヤーが起動したら、立体ムービーを開こう。[ファイル]メニュー→[ステレオ映像を開く]の順にクリックし、目的のファイルを選択する。 このとき、入力ステレオ形式が「横分割(100%)」、表示ステレオ形式が「インターレース」になっていることを確認しよう。
[開く]ボタンをクリックすると、再生が始まる。

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全画面表示もできるが、表示はかなり粗くなるので注意が必要だ。

解像度が640×480ピクセルしかないので、静止画を立体視したときほどの迫力はないが、十分楽しめるだろう。
また、立体視がうまくできていないようなら、[操作]メニュー→[左右交換]の順にクリックして、左右の映像を入れ替えてみるといい。 その他、詳しい操作については、配布先のサイトを参照してほしい。

まとめ

22インチの画面で鑑賞する立体画像は、W1の2.8インチ画面とは比べ物にならない迫力がある。 裸眼立体視ではないことを差し引いても、自分で撮った立体写真を、細部までじっくりと見ることができるのはかなりの感動がある。
今まで、立体モニタの活用法として立体画像や立体ムービーは含まれていたが、コンテンツそのものは第三者から一方的に提供されたものばかりだった。 その点、W1を使うことで、自分で撮影した立体コンテンツを鑑賞することができるこの組み合わせは、かなり有意義なものになるだろう。

協力:むっちゃんのステレオワールド

※本ページに記載している会社名および製品名は各メーカーの商標または登録商標です。

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